学生の皆さん、転職活動中の皆さん。いかがお過ごしでしょうか。
ここでは私の就活のお話を綴ります。参考にしたり、はねやすめにしてください。
就活を攻略しましょう!
私の経歴から
私の経歴は、大卒です。新卒採用して頂き、2023年現在、社会人1年目となります。中小企業の商社営業をしております。
「参考に出来ねぇよ」とお考えのあなたへ。少しお待ちください。
私は就活を振り返る機会が多くありました。その機会は入社後にありました。
先輩が、「なんでうちの会社に入ったん??」「うちに決めたのなんで???」という言葉をかけていただくことが多かったのです。
振り返ると、自分で言うのもあれですが、なかなか上手な立ち回りをしていたと思います。
私の就活 1社目
私が大学3回生の8月、夏休みの最中に開催される『夏のインターンシップ』
これに参加しようとしたのですが、実はこれにも選考があります。これに落ちまくった結果、バイクメーカー営業の会社に1社だけ受かりました。1Dayインターンシップでした。
大学の先輩はよく、「インターンシップに行けば、ほぼ内定確実だよ」と言っておりました。
しかし、現状は甘くありませんでした。
その会社からの早期選考が2月にあり、面接のお誘いをいただきました。
しかし、ここで本音でしか話しができない私の欠点が出てしまい、結果落ちることになったのです。
最初の方はなかなか上手く話が進み、とても楽しい面接でしたが、面接官が「最後に、これまで違反をしたことがありますか?」というバイク販売会社ならではの質問がありました。
そこで私は生真面目に本音を言うのです。「周りに合わせた運転を行うことが多いため、+15キロまでは捕まらないこともあり、少しスピードをだしてしまうことはあります」と言ったのです。
なんとアホでしょうか。バイクの営業マンが免許停止なんかされてみてください。信用もクソもありません。
落ちてから気が付きました。『アホなことはゆうもんじゃないな。』
これが初めての就活です。
私の就活 2社目以降
2社目以降に関しては4月辺りから始まる、一般の選考に移ります。大手企業なんかもここからのスタートになります。6月以降に内定を出すために、事前に選考が始まります。
バイク系に落ちた私は、食品飲料関係に行きたく、就活を始めます。
アサヒ飲料、アサヒビール、サントリー、カルビー、ブルボンと大手企業に幾つもエントリーシートを提出しまくります。
すべて面接まで行きませんでした。
そこで大手を諦め、中小の食品系を攻めました。
そこも幾つか面接をしますが、なかなかうまく行きませんでした。
面接での受け答えはスムーズですが、何故か引っかかりません。
皆さんはこういうときに、振り返って見てください。何が原因で受からないのか。
私はこうでした。『周りの就活生に比べて、事前準備と業界対策をできていないのだ』と。
私の就活 最終章
私の就活も終盤に入ります。
大学の研究も楽しくなり、就活もめんどくさくなる頃、6月になりました。親もさっさと就活してくれとうるさくなってきました。
仕方がないので、内定を本気で取りに行こうと決意します。
次のエントリー先は私の主戦場である化学系の会社でなおかつ中小企業です。
何を隠そう、私は大学で化学を専攻していたのです。
6月には内定を出し切って、就活を締め切っている会社も多くあります。ほとんど中小企業しか空いていません。しかし日本にある会社の総数のうち、99.7%は中小企業と言われています。
6月の頭には、中小企業であるが、『業界最大手と言われるような会社』『なんとなく聞いた事のある会社』家の中やバイト先においてあるようなものであるが、どこで作っているか聞いたこともないような会社。幾つか受けました。
選考途中でも幾つも新たにエントリーしていきました。
そこで見つけた今の会社、商社で唯一受けた会社です。給料が良かったのです。
大卒の相場は20万~21万が相場の中、結構大きく上回る初任給でした。
興味が湧いて、受けてみました。
他社の就活もうまく進んでいましたが、今回受けた商社は『スピード感』がすごかったのです。
会社説明会が終わって1週間ほどで一次面接、二次面接はその2週間後、最終面接は二次面接の1週間後と、約1ヶ月ほどで就活が終わりました。
会社説明会を受ける前に受けていた会社よりも早くに選考が終わりました。
合格通知もとても早く、面接が終わった帰宅途中にメールが入っておりました。
スピード感は私の中でもとても重要視しており、即決してもらえると就活生としては、『欲しい人材である』と思われている気がして嬉しいですよね。
そんな経緯で就活中の会社をお断りして、今の会社に就職することに決定したのが私の就活です。
最後に
就活はとても神経をすり減らします。悩んでも答えが出ないのも事実です。
入りたい会社に受かる人、落ちる人。とても残酷です。
ただ、落ちてしまったものを拾いに行くことはできませんし、前を向くしかできないのです。
自分の立場と強み、しっかりと自己分析をし、ほしいと言ってくれる会社に入社できるといいですね。
会社が存続している以上、その会社を良いと思って働いている人たちが多いです。
大転職時代の中、人の入れ替わりも激しいのが現状です。
新卒で入社して6ヶ月が経ちましたが、転職で退社された先輩も、入社された方も見ました。
転職はしやすい世の中になっていると思います。テレビCMで転職のサイトやアプリを宣伝するぐらいですから。
欲しい人材と思われる人になり、声をかけてもらい、入社してみてください。
もし嫌なところが出てきたら先輩や上司に相談してみてください。新しく会社に入ってこられた方にしか見えない課題があるものです。
提案してより良い会社になると働きやすくなるし、変わらなければそこまでと切り捨てて転職するのも手です。
会社が就活生を切るように、社員が会社を切り捨てるのも残酷ではありますが、労働者の権利ですから。
就活中の皆さん、転職活動中の皆さん。いい会社に巡り会えますように。
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